尾身茂先生が特別顧問に就任しました。
公益財団法人結核予防会理事長の尾身茂先生が、2025年8月28日付で特別顧問に就任しました。
尾身先生は、新型コロナウイルス感染症対策分科会会長として新型コロナウイルス感染症が蔓延する中で採るべき対策につき提言されてきましたが、その中には下水サーベイランスによる早期探知も含まれます。尾身先生は、政府・分科会・医療機関・医師等が、感染症対策に対する判断をする場合、感染者数の把握と併せて、下水サーベイランスのデータも活用して多層的に判断すべきというお考えをお持ちで、我が国における下水サーベイランスの社会実装の推進を強く推奨されています。
当協会としては、尾身先生より感染症対策における下水サーベイランスの有効活用方法等につきご指導いただき、地域の暮らしと健康を守るべく我が国における下水サーベイランスの社会実装実現に向け尽力して参ります。
【尾身茂先生プロフィール】
- 公益財団法人結核予防会(JATA)理事長
- 名誉世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局長
- 独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)名誉理事長
- 新型コロナウイルス感染症対策分科会 前会長
- 認定NPO法人全世代 代表理事